オイラのお気に入りSF映画で、フィフスエレメントと言う作品がある。ベッソン監督が乗りに乗っていた時代のA級品だ。もちろん、これはまったく関係が無い。
シックスエレメントは台湾のオーディオメーカーで、日本に紹介されたのは最近であるが、かなり昔から頑張っている老舗メーカーだ。質の高い製品を安価で作る台湾は、結構オーディオ熱が高い国なのである。
このシックスエレメントというメーカーの今話題になっている商品が、ランタノイドというマイナスイオンを多量に放出する物質を練り込んだアクセサリーである。マイナスイオンだなんて、10数年前に流行ったアイテムだ。もはや日本では過去の話題となっていた。それがどうも復活するかもしれない。
未だにマイナスイオンと音質との関連性はオカルトの域を出ていない。ブームで終わった事実がそれを物語っている。しかし、シックスエレメントの商品群は驚くほど音が変化するらしい。その小さなシールや小物からは、莫大なマイナスイオンが発生しているのがデータとして公表されている。ブームの時、高価な発生装置があれこれ作られたのは何だったのか。
半信半疑のオイラは、一番安価なR-639 3D Quantum Ringという商品を買って試すことにした。 ~つづく~