シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

オーディオあれこれ

 季刊オーディオ・アクセサリー誌175号が発売された。付録CDも付いているし、いつもなら買うところだが、訳あって節約中だ。懇意のショップで読むとしよう。

 なになに?寺島靖国御大がエソテリック Grandioso K1Xを買ったのか。こういう人がいる限り、ディスク文化は終わらないだろうな。そんな感慨に耽りながら、隣に置かれたアバンギャルドから八代亜紀の歌が流れてくる。珍しいチョイスだなあ・・と思っていたら、店員が教えてくれた。カラオケのスピーカーを探していた客が、アバンギャルドを気に入ったらしい。オーディオの事は知らず、姿形が気に入ったそうだ。カラオケ再生に数百万のスピーカー・・Σ(゚Д゚)スゲェ!!

 FALの中国産時代の中古品が置いてある。しかしユニットは修理中だ。このメーカーの商品は手作りなので、職人の腕にすべてが掛かっている。箱の出来もそうだが、ユニットもそうだ。ボイスコイルを巻く職人が変わり、音が変わってしまう。大手と違って最新が常に良いとは限らないのである。

 自宅に帰って、アンプに灯をともす。最近、比較試聴が多くてのんびり楽しむことが無かった。オーディオ趣味人のありがちなケースだ。今日は何年も聴いていないソフトを聴いてみようか。ブーニンショパン即興曲やジョシュ・グローバンの埃を払った。

 こんな音だったっけ?とても気持ちが良いじゃないか。久々に聴くディスクが、素晴らしい音に大化けして聴こえる。今までしてきたことが、間違ってないと実感を得た瞬間だった。