シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

FAL C90の修理 その2

 修理するとなったら対応は早い。拙宅で4つのフルレンジユニットを外して持って行った。構造上、同じ振動盤のパッシブラジエターが前後にあるが、幸い劣化は見られない。2週間ほどで仕上がると言う。そりゃ早い!d(゚∀゚d)

 実は店長から電話があったとき、詳細が分からず不安もあった。C90ユニットは前後ダブルエッジ構造であり、振動盤の表層を修理するとなると片側(前面)のエッジだけ変えられるんじゃないか・・店頭に赴いて聞いてみると、全て張り替えるということで安心した。職人は横着をしないものだ。そのとき、FALから送られた修理細目のメール文をいただいた。

 今回の素材劣化は古いユニットに見られるものだが、原因は分かっていないらしい。修理としては、エッジを剥がして表面加工部を剥離し、「タピルス」というポリプロピレンの不繊布を張り付け加工する。そして、東レの「エクセーヌ」素材エッジを張り付けて終了。これが新規格の素材(白く大変柔らかい現行品)になるため、感度と情報量がアップするだろうとのこと。

 おそらくバランスが変わって再調整を余儀なくされよう。しかし、改善の方向に間違いはないので、仕上がりが楽しみである。

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