プロが使っている機器はこれまでも結構使っている。別に意味はないが、信頼性は高そうだし、モニター用途にはいいんじゃないかと思っているからだ。
正直言って、今の民生用ケーブルは高価過ぎる。昔に比べて価格のエスカレートは甚だしく、そのアンチテーゼとしてプロ用ケーブルが注目されている。
プロケーブルという会社は、そんな民生機器をコテンパンにこき下ろし、安価なプロ機器の販売に勤しんでいる。オイラもここからベルデン88760を使ったケーブルを3本購入し、その癖のない素性から現用しているのだ。
プロ用はとにかく安い。音の点ではプロケーブルのサイトで凄い事を言っているが、オイラはプロと名のついた機器から楽しい音は期待していない。プロ用の機器は無駄をそぎ落したアスリートであり、心地よさを覚えたことはない。使いこなしが悪いからだと信者は言うかもしれないが、仕事の道具に楽しく心地良い要素があっては困るのではないか。
プロケーブルがあれほど民生機器をバカにしても、不思議と大きく反論するメーカーや著名人がいない。何故だ？相手にするだけ損だと思っているのだろうか。
とにかく、プロ機器は安くて壊れにくいのは確かなので、ＣＰ重視派には魅力この上ない。ＸＬＲケーブルの長めのヤツが欲しかったのだが、オーディオ雑誌に載るようなモノは高すぎる。で、懇意のショップに相談すると、プロ用のＸＬＲケーブルを貸してくれた。これを試して感触が良ければ無駄な散財をしなくて済む。
店からすれば商売にならないだろうが、長い付き合いゆえである。
どんな音が出てくれるやら・・ 〜つづく〜
左がカナレで右がモンスター
