シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

RCAケーブル

 RCAで接続している場所はCDP〜プリ、DAC〜プリ、プリ〜パワーの3か所だ。現在、プリ〜パワーはオーディオクエストのキングコブラを使っている他は、オヤイデのACROSS 750 RRとなっている。選択の理由は、キングコブラは高価なのを安く手に入れたためで、オヤイデのやつは癖が無いと定評だったからだ。
 趣味人のこだわりがないって?実はRCAケーブルも過去の残骸はいくつも眠っている。正直言って、一番違いが判らないのだ。今まで、どれに変えても気のせいレベルの感想しかない。だから、使って損は無かろう感覚で選択していたというのが事実なのだ。
 そこで、変えようとも思わなかったDAC〜プリ間のRCA結線を変えてみよう。別に最近の高価なケーブルを買おうというのではない。冬眠中のものと交換するだけである。
 取り出したのは昔のパイオニア製6Nケーブルで、線材が太いのを使っているというのが売り文句であった。多分、中身はアクロテックの6Nと同じじゃないかと思う。10年以上前はよく使っていたが、前述のとおり何か変わったと言うレベルの記憶はない。
 今回交換した結果、初めてハッキリとした違いを確認できた。多分ずっとACROSS 750 RRで聴いてきたから分かったのだろう。かなり低重心の音に変化し、耳に心地よい音色になった。なにより驚いたのが、特定した高域の若干ハイエナジーな響きが一掃されて素直になっていることだ。実はこれ、何をしても変わらなかったのでスピーカーの個性か部屋の特性だろうと受け入れてきたのだ。まさか、RCAケーブルのせいだったとは・・

追記 その後、近年以降に入手したソフトでも大変懐かしい心地よさが何度も蘇ってきた。今更ながら、相性は千差万別で世間の評判を妄信したチョイスに良いことは何もない。