シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

エコーバスター

 エコーバスターは海外製のルームチューン材の代表的なもので、オーディオルームとかでよくお目に掛かる。構造は単純、ウレタンである。つまり、長年使ってきたミニソネックスと同じようなものなのだ。もちろん、計算された厚みと形状、材質があるからこそ定番の評価を勝ち得ているのだろう。
 さて、同じような材質でどれほどの違いがあるのか。EB1230-BEという手ごろな大きさのものを2枚手に入れたので、18年ぶりに自作衝立を取って入れ替えてみた。
 一聴して、音像の輪郭が強めになった感じを受ける。細長いので、2枚の位置をあれこれ変えてみる。これが楽にできるのがメリットだ。背面ラックのCDが簡単に取り出せる。しかしこの音質差は正直言ってあまりよく分からない。すぐに変更後の音に慣れてしまい、今までとホントに違うのか怪しくなってきた。ここでもう一度、自作衝立に戻せば分かる話だがする気が起きない。何故って?
 元に戻しても音が変わらず気のせいだったとなれば、金を出して買ってきたのに浮かばれないじゃないか。(゚ε゚*) 時として、真実は知らない方がいいのである。代わりに別の手を試してみる。自作衝立も手前に立てかけてダブル使用してみよう。位置的には2次反射面に相当するだろう。
 これは結構違いがハッキリする。中央定位が大変安定した上に、中高域のキツさが和らいでいるのが分かる。ボーカルが濃い口になってフルレンジらしさが出てきた。テストCDの金管楽器やアイドルのキ〜キ〜声が分かりやすい。それでも若干デッドに寄り過ぎた感もあるので、冬場にホットカーペットを出す頃には再考する必要がありそうだ。