昔のアイドルの中では石川ひとみが一番好き。(*´ω`*)
当時はアイドルだけで運動会ができるほど群雄割拠のブリブリ娘の中、ひと際歌が上手くて突き抜けた声の持ち主だった。ボインとは程遠いのにプリ〜ンプリ〜ンって歌う姿がいじらしい。
ヒット曲の「まちぶせ」が特別に思い出深いところがあって、それゆえに彼女が別格なのだが当時の曲はほとんど音質が今一つなのが残念。それでも「ひとりぼっちのサーカス」だけは驚きの好録音である。
さて、アイドル時代の彼女ではなく、2000年以降に一五一会シリーズというアルバムを出していたことはあまり知られていない。一五一会とは、ギター職人とビギンが共同開発した新しいギターである。弾き語りに近い形でシンプルな録音をしたフォークソング集であって、彼女は往年の若々しい声をさらに磨きをかけて歌い上げている。選曲も良く、なによりごまかしのない見事な歌唱で、それを最大限に引き出している音質の良さが素晴らしい。
先日、このシリーズで彼女が童謡を歌ったディスクを中古で見つけた。これがまたスゴイのだ。童謡を聴いてこれほど動揺したこともない。...(((;^^) この手の曲をこれほどライブに、こんなに気持ちよく、爽快な空気感を持って味わえるディスクはあまり見かけない。やっぱり石川ひとみはいいなあ・・