今月に入って、うしおととらが３クール目に入った。アニメ化された当初は期待通りで、北海道での戦いまではよかった。しかしその後、話が急展開されて嫌な予感を引きずった後の再開である。
ひどいものだ。原作ファンからはブーイングの嵐が吹き荒れ、それを宥めるかのように原作者が自分の意図だと言い出した。ヽ(*´Д｀*)ﾉ
突然西と東の妖怪が仲良しになったり、グレンが仲間を連れてやってきたり、唐突すぎる展開に原作の緻密な演出を期待するファンはガッカリだ。当然話が希薄なものとなり、収拾を付けるためにオリジナルからはかけ離れた展開になるやもしれぬ。これが原作者が苦汁を飲んで大人の事情に従ったと言うなら諦めよう。そうでないから輪を掛けて大変残念なことである。
最初は気合を入れて作り始めたプラモデル、途中で作る時間が無くなって適当に形を整えて終わりにする気なのだろう。箱の中には大事なパーツが沢山残ったままなのに・・
全５０話にする気になれば完全なものとなっただろうに。「スターダストクルセイダース」が良かっただけに失望極まる。あらゆる事象が主人公の良心に集約し、白面の者を打ち破る大団円は望むべくもなく、断言するがもはやこの作品に感動は期待できない。
