マジですかと勘ぐった。ジョジョの奇妙な冒険が実写化されるとは・・
俳優、監督なんてどうでもよい。まともな作品が作れるとは思えないのだ。と、思っていたら、なんと実写化するのは第4部だという。ほ〜そうきたか。
第4部はとてもローカルな話であり、舞台も日本となれば実写化しやすいといえる。なるほど、チョイスはいいだろう。しかし、どんな立ち位置で映像化する気なのだろう。アニメの実写化は、一つはキューティーハニーのような漫画チックな味をそのまま実写に持ってくるパターン。もう一つはキャシャーンのように、漫画のアイディアを実写の世界に無理なく変換してオリジナルな作風にするケースだ。どちらでも良いが、中途半端はダメだ。言い換えれば、実写の場合はポップに軽く仕上げるか、重くリアリティを追うかの選択になる。第1部、第2部の実写化ならバイオハザード風にハードな映像が合いそうだが、スタンドを実写化するのは無理がありそうだ。
ましてや、一連の展開をたった2時間かそこらでやろうとすれば、ヤマトの失敗と同じだ。そもそも、独立した話とはいえ第3部との繋がりは無視できないはず。どうするつもりだろうか。集客ターゲットを、スターダスト・クルセイダースを知っているジョジョ・ファンだけに絞るつもりだろうか。相当高いハードルと言わねばなるまい。
第4部はすでにアニメ化されることになっているのだ。このタイミングもヤマトの二の舞を思わせるなあ。
