良し悪しは別として、もう手に入らないと分かると欲しくなるのが人間のサガというもの。懇意のショップも隣町のショップも、どこからかアコリバのPCOCC-A導体を入手してきて発売し始めた。それも高級品のPOWER SENSUALである。
価格は半額近いから格安だ。真っ先に目に付けたのが例のマニアな友人である。店頭に置かれる前から店長が入手したことを聞いてオイラに相談してきたのだ。それは、前回作ってもらったツナミの電源ケーブルがゴミなので、それに付いたフルテックの高級コネクターをPOWER SENSUALに付け直してもらうのはどうかというのだ。それに際してSAEC PL-8000を下取りしてもらうという案である。オイラは即答した。イケイケヤレヤレ〜！＼(^_^ )( ^_^)／
1週間ほど経って、プラグを抜かれたツナミと一緒に、綺麗に仕上がったメッシュの電源ケーブルを発見。「あ、アイツのができたな・・」報告してやると、さらに1週間ほど経ってから真顔で感想を言いに来た。モノスゲエ良いらしい。
ハイエンダーの彼は、他のケーブルもほとんどPOWER SENSUALのオリジナルを使っているのだから、好みに合致するのは当然と言えばそれまでだ。ただ、オリジナルとはプラグが違う。本人曰く、オリジナルより良いらしい。ふ〜ん・・面白くないなあ。オイラは他人が失敗した話の方が気持ちがいいのだ。(￣ε￣；)
店頭にはズラリとPCOCC-A版POWER SENSUALが並んだ。またそれはそれで、コネクターにオヤイデを使った店のオリジナル品だ。これはどうだろうか。
隣町のショップ談によれば、POWER SENSUALの音質のミソは緩衝材に天然シルクを使っていることだという。奥行きが出るらしい。
