シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

プリアンプの電源ケーブル

 パワーアンプを更新し、それに合わせて電源ケーブルもAETのプロ用に新調した。プリアンプはアキュのC-2400、まだ更新する予定はない。
 プリの電源ケーブルについては10数年前に懇意のショップで作ってもらったハイエンドホース+フルテックのコネクターで何の疑問もなく使い続けてきた。それこそ、C-290の時代からだ。何せ、この超硬質ケーブルの自然な曲がりに合わせて自宅のコンセントに刺せるよう、ケーブルとプラグの接合角度まで指定して作ってもらったのである。そうしないと硬くて無理なテンションが掛かり、それは音の癖となって現れるからだ。しかし、周囲を見てもメインシステムの中で一番の年季ものとなっているのは事実。そろそろ勇退してもいいだろう。ということで、プリの電源ケーブルを物色することになった。
 オイラが物色するということは、当然中古品である。プリアンプに使うとなれば、芯線がむやみに太い必要はない。よって今回の場合、物量で高価になっているケーブルはCPが低いと判断する。実は気になる中古品があるのだ。
 懇意のショップで、1ヶ月以上前に電源ケーブルが多量に中古で並んだ。その中にSAECのPL-5800があるのだ。PC Triple C採用の最新型である。すぐに売れてしまうだろうと思っていたが、まだ買い手が付かない。どうにも我慢がならんので、オイラが買ってやるか・・と思案していたのである。そこで店長に借用を願い出て、自宅試聴することにした。
 ついでにもう一本借りることにする。それは商品名が分からない謎のケーブルで、おそらく自作品ではないかと思われる。大変丁寧に拵えてあるので、パっと見は高級ケーブルだ。先入観が効かないシロモノだけに、聴感が試される。これも楽しみである。  〜つづく〜

ハイエンドホース。実に硬いのが分かる。