シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アバンギャルド

 もちろん、スピーカーの話だ。アバンギャルドといえば寺島靖国、このスピーカーのザビエルといっていいだろう。どこにそんな魅力があるのだろうか。
 実はオイラ、結構アバンギャルドの音は聴いている。何種類か試聴し、一番多く聴いたのがトップエンドのトリオ・バスホーンだ。隣町に寺島御大も認めるトゥルネラ・パージュがあるからね。
 この個性的なスピーカー、アンプによって表情が結構変わる。ウーハーはパワードスピーカーなので、玩具のようなデジアンでもOKなのだが、趣味人はそれを良しとしないらしい。オイラは癖のない音が好みなので、アキュで鳴らしている音が相性いいな〜と感じる。
 先日、久々にこのアバンギャルドの実力に平伏した。聴いたことのある曲が流れているな・・と思ったら、松尾明トリオだ。スゲエ音で演奏している。シンバルやハイハットが生々しすぎ!ヾ(゚Д゚)ノ
 寺島レーベルだから、ソフトの魅力が100%発揮していることもあろう。それにしてもリアルだ。シャ〜ンと鳴らずにカイ〜ンと鳴るシンバル。意味不明なオノマトペで申し訳ないが、金属を叩いた瞬間の打音が機械から発しているとは思えない。ジャズファンがこのスピーカーを好む理由が良く解かるなあ。ベースの低音もブリンとして反応がいい。トリオバスホーンの化け物から発する低音は風のようだが、耳馴染みのある低音は前者だ。
 感激して聴いていたのは、中堅機のデュオだ。部屋に置いたらその存在感に圧倒されるだろう。価格も半端でない。しかしウーハーを内臓パワードでOKなら、オイラのJ2でも十分鳴らせるに違いない。
 自宅に帰って、同じソフトをFALで聴いてみる。うんうん、完敗だね〜 音の出方が違いすぎる。でもずっと聴いていればそれなりに聴けると思えてくる。で、他のジャンルも聴いて納得させるのだ。やっぱ、これでいいや。