何気なく番組表を見ていたら、深夜にルパン３世を放映しているのに気がついた。
深夜にアニメを放映していることは知っていた。それも皆新作だ。さっそく録画して観てみると、お〜思わず感心してしまっただではないか。
まず、絵が良い。エッジを利かせた作画が実に味わい深く、舞台とするヨーロッパの風情と大変マッチしている。そして、細かな描写にモンキーパンチへのリスペクトが感じられて好ましい。ルパンのジャケットがブルーなのもいい。銭形警部が渋くて必要以上にコミカルにしていない。なによりも峰不二子がすばらしい。
第１作目の不二子が復活だ。本当は声も復活して欲しいところだが無い物ねだりである。足元に絡みつくような髪が懐かしさを感じる。色気とコケティッシュな魅力が復活だ。新味という点で、レギュラーに一人新たなキャラが加わっている。今を象徴するような新しいキャラが大昔のオリジナル風情に加わっているが、これは正解。何故かというと、手法としてヤマト２１９９と同じ戦法であるからだ。作風もアダルトでヤマト同様、オッサン世代の心をくすぐる。まあ、今後が楽しみだ。
驚いたのがルパン３世のＴＶシリーズ復活は３０数年ぶりらしい。とても信じられない！山田康雄という声優を知っている人の方が少なくなっているのかもしれないなあ・・
とにかく楽しみなアニメが増えたのは嬉しい。
