シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

電源タップ

 オーディオ用電源タップといえば、オヤイデのOCB-1くらいしか無かった頃、アクロテックの6N-4020とOA用タップなどを使って作ったことがある。まだホスピタルグレードというものが世に浸透する前の時代だ。その後、あらゆる高価な電源タップ、ボックスが現れた。今ではコンポより高価なものまで存在する狂気の世界となっている。
 我が家では壁コンを交換して以来、電源タップを必要としなかった。もとよりCDだけを聴ければいいのでシンプル結線なのだ。しかし、ここに来てサブシステムやらAVやらで電源タップが再度必要となってきたのである。
 以前は電源タップを中継するのは止むを得ない場合であって、音質的には壁コン直結が一番良いと言われた。ところが良質な素材を介在すると音質は向上するという意見が世に広まり始めた。発端はアクセサリー評価に定評を持つ福田雅光氏だ。技術的にも明るい氏がこのような事を宣うのには驚いた。オーディオはまだ不可思議な部分が多く、経験則で確信を得たのだろう。当然、眉唾ものと鼻で笑う者もいて、実にオーディオとは面白い世界だ。
 さあ、これを確かめる機会がやってきたようだ。まずは百鬼夜行の電源タップ、ドコのどいつを導入するかである。
                          つづく

昔作った電源タップ。今でもサブシステムで現役。