シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

サブシステム調整

 中古の極上品、ビクターSX-500DEを見つけ試聴した。その滑らかな音質に惚れて欲しくなってしまった。悪い癖である。そんな時は、自宅のシステムをいじる事で欲求を抑えるようにしている。
 いじるのはサブシステムのTAD PRO。実はこの頃、あまり手を入れていない。音楽鑑賞はメインシステムばかりで、AV用に使っているだけだ。 密閉モニターは音が固くてリラックス目的には合わないのである。
 サブシステムとして駆動する3種類のデジタルアンプの中で、今回はフライングモールDAD-M100proによるピュア・モニター系統を調整しよう。この系統はプロ用アンプでプロモニターを鳴らすという、面白みのない骨っぽい音だ。因みに他はAV用の系統と、ケンウッドのレシーバーによるBGM系統である。
 DAD-M100proにインシュレーターを挟む。雑誌のオマケで付いてきたジュラルミン製のスパイク受けだ。柔い鉄板外装の補強と安定のために、天板には2.5キロの鉛板でスタビライズしている。これは思わぬ変化、抜けが良くなって硬さが和らいだようだ。
 FALのイコライザーの低域ブーストをハイ・ポジションにする。密閉型はイコライザーと相性が良いから、不要な膨らみは生じないだろう。案の定、低域の厚みが増してスケール感がアップした。スタンドを含めた土台が極めて強固に構築してあるので、ウーハーの激しい動きをガッシリ受け止めているのだろう。
 これでいいかとも思ったが、さらにNS装置(2010/10/24オイラのオーディオ〜その6 NS装置参照)を作動させる。FALとは相性が悪かったNS装置が生きた!(*゚▽゚*) 実に明るく広大な音場を形成、これは面白みの無いプロ機だからこそ好結果となったに違いない。
 こうした過程を楽しんできたら、店でビクターSX-500DEに惚れたことは忘れてしまった。もう欲しいとも思わない。これぞ一石二鳥。o(^▽^)o

フライングモールDAD-M100pro

NS装置