FALの密閉型スピーカーは低音の量感が出ないのが欠点。そのために専用のイコライザーがあるのだが、アキュのトーン・コントロールが優秀なので3年間も使わず放置していた。
このイコライザーはプリアンプとして設計してあるので、セレクターやボリュームが付いている。(2011-9-10 FALスピーカー帰宅する参照)オイラには要らない機能であるが、そのまま使って満足できるなら、アキュのプリはそもそも不要ということになる。
すでにC-2420を手に入れた後だけに、避けておきたいところである。しかし、このまま眠らせておいても無駄だ。ということで、FAL専用イコライザーを復活させ、プリ機能も使ってみる。
3年間も放置していたため、接点が劣化しているかもしれない・・恐る恐るスイッチを入れてみる。前のイコライザーで恐怖の発信音に晒された記憶が蘇ってきた。
こりゃヒドイ!Σ(゚д゚lll) 普通に音が出たかと思えば、音圧が左右不安定でまったく音楽鑑賞に要を成さない。まるで酔っぱらっているかのようで、しかもボリュームを最小に絞っても、左チャンネルから普通に音楽が流れている。簡単に言えば壊れているということだ。
とても寝ぼけているというレベルではない。3年間の冬眠に耐えられなかったのである。さすがガレージメーカー、実はこのイコライザーは当初からカタログ公開すらされなかったのだ。そんな商品があった事はFALのオーナーしか知らない。すでに設計者は居らず、修理もできんだろう。