シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

端子用ダストキャップ

 ダストキャップとは、オーディオ機器の背面端子に付けて埃や湿気を防止するキャップのことだ。酸化防止にも結構役立っている。
 プラモデルのような見栄えで安価なものが市販されているが、オーディオ・ブランドが作る精密な金属削り出しの高級品もある。しかしそれは、たかがキャップのくせにベラボウな値段だ。アキュフェーズの商品を購入すると、すべての端子にダストキャップが最初から付けられていて、こんな親切なメーカーはなかなか無い。
 さて、オヤイデ電気からMWA-RCというダストキャップが発売されている。6個で実売価格800円位なので試しに買ってみた。その理由は音質改善ツールとして作られているからで、MWA電磁波吸収材というものが貼られていて電磁ノイズを吸収するという。キャップ本体も適度な硬さにチューニングされて振動対策を考慮しているらしい。しかし、外観上も感触も市販の安物とまったく変わらないから懐疑的だ。
 C-2400の付属ダストキャップを取ってMWA-RCを装着する。どうせ気のせいレベルの話だろうから、6個全部付けてみる。         ふん、さっぱり違いが分からんわい。( *`ω´)
 と思ったら、耳タコディスクのあるフレーズで高域のエネルギー感が落ちているように感じる。耳にキツイ部分が素直になっているようなのだ。それが分かると雪崩的に見通しの良さに繋がっていく。ノイズによるマスキングの曇が晴れたのか?いや、この雪崩変化はプラシーボだろう。このレベルの変化はボリュームが僅かに違っていれば誤認しやすい。気のせいとしておこう。
 まあ、こんなもので長年育てた音がコロっと変わってしまってはたまらない。害は無いだろうからそのまま付け替えておくとする。

上の白っぽいのがアキュの付属品。下がMWA-RCで、同じシリーズのコンセント用もある。