シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

カンスピの復活

 カンスピとは、FOSTEXのP1000KユニットとP1000-E箱のコンピで、以前は空き缶のような楕円箱にユニットを付けていたのでこの名が付いた。この安価で飾り気の無いフルレンジスピーカーを気に入っていたが、2018年の4月にONKYOのTorino#3という3Dスピーカーのサテライトユニットをジャンク品として入手して以来、埃を被っている。

 このサテライトユニットとアイワのサブウーハーを合わせて現行のサードシステムとなっているわけだが、久しぶりにカンスピの音出しをしてみた。埃を払うと、ユニットがカビる寸前だったのでヤバかった。さっそくサテライトスピーカーを外し、カンスピに繋ぎ変えて簡易的なスタンドに置いてみる。これはスチール椅子に100均のスノコを置いただけのものだが、音は良い。(2020-6-4 ホビースピーカーのスタンド 参照)

 ソフトはユーチューブの音楽プログラムを使う。さすがに5年以上放置していたので、1時間ほどぎこちない感じであった。ただ、取り柄の元気の良さは健在でホッとした。結局4時間ほど音出しをして、オーディオはこれでいいんでないか?と考えさせるほどのパフォーマンスに復活した。ちなみに、アイワのサブウーハーは始め切っていたけど、やはりあった方がいい。繋がりも問題なく、中低域の厚みが増してくれる。

 昔の格言に「ロクハンに始まってロクハンに終わる」というのがある。オイラもそれが分かる気がしてきた。癖のない10センチフルレンジの音はオイラの原点である。オーディオで重要なのは解像度でもfレンジでもなく、歯切れのよい中域と能率だ。もう少し高域と低域が伸びていれば・・と思うぐらいが一番オイシイのである。