シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

モータルコンバット

 2021年公開のA級ファンタジック・アクション作品。

 本作は米国で有名な格闘ゲームの映画化であるが、1995年にも映画化されており、その2年後には続編も公開された。本作はそれらとは関連せず、リブート作品である。

 原作は残虐な殺害を売りとした格闘ゲームであり、それを踏襲した本作はR15指定となっている。その格闘シーンはなかなか見るモノがあって、CGによるファンタジックな技に頼らずとも十分な格闘アクションだ。特に、真田広之の腰が据わった存在感とキレのある動きは抜きん出ており、もう彼はハリウッドのアクションスターといっていい。ただ、やはり格闘ゲームのキャラだけが立ってしまい、チープなストーリーになってしまうのは致し方ないだろう。

 アマプラでは1995年、1997年のものも配信されているので、暇つぶしに観るとこれが呆れる代物だった。CGがお粗末なのは時代的に仕方がないとして、すべてがあまりにも幼稚である。日曜日の朝に放映される子供番組レベルだ。これを観ている自分が見られると恥ずかしいほどである。ただ、2作目の悪役で気を吐く偽シュワちゃん(ブライアン・トンプソン)が懐かしい。

 この後、再度2021年の本作を観るとスゲエまともに映る内容だった。;^ω^)


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