シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アース・フォール JIU JITSU

 2020年公開のB級SFアクション映画。やはり新型コロナ渦中の作品は酷い。

 本作はまるで格闘ゲームを映画化したような趣で、6年に一回彗星と共にやってくる異星人と戦う格闘家の話だ。その格闘技を柔術と総称している時点でレベルが分かる。ただ、格闘そのものは良い。

 主演はアラン・ムーシーで、あのキックボクサーシリーズの人。相変わらず技は切れるが花が無い。脇でニコラス・ケイジフランク・グリロトニー・ジャーといったアクション派の面々が共闘する。もちろん、ニコラスは客寄せパンダである。初めにブルース・ウィリスにオファーをしたと聞いて笑った。忙しくて参加できなかったと聞いてさらに笑えたものだ。

 内容はどうでもよいが、それでも分かりやすい編集をしてもらいたい。あまりにもブツ切りで話が繋がらないのだ。これはTV放映のため大幅カットした無残な編集より酷いものがある。しかし、格闘シーンとそのカメラワークには観るモノがあった。ホイス・グレイシーが監修指導しているらしいが、それでJIU JITSUとなったのか?呆れるのう(笑)

 これはもっと思いっきり低予算で無名の格闘家を使って撮影した方がいいだろう。作風からしアルバート・ピュンが監督すれば面白そうだ。


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