CECのTL3 3.0を導入して一カ月以上経過し、やっかいな特徴がある事が分かってきた。もう我がシステムの一員となったのだがら、今後慣れていくしかない。
まず何度かあせったのが、ディスクを置いてからスタビライザーをセットし忘れてアクリル製の蓋を閉めると、中でCDがカラカラ踊って大変な状態になる事。取説にも気を付けてとある。スタビライザーも重いし、とにかくボ~として扱ってはいけない機器だ。慣れればいいのだろうが、今でもディスクのセットに緊張する。
ベルトドライブの構造上の特徴なのだろうか、とにかくストップボタンを押さない限り回り続けている。リモコンのポーズボタンを使って試聴したりすると、ストップボタンを押し忘れて蓋を開けてしまうことがある。するとCDと同径のスタビライザーが黒いので回転に気が付かず、触れてしまうことが何度もあった。これも、リモコンのポーズボタンを使わないようにするとか、スタビライザーにシールを貼るなどの対策が必要だ。
そして、難儀なのが寝起きの悪さだ。これは中々気付かなかったのだが、日によって音質にムラがあるので原因を探っていた。アンプ系でもないのに、これほどベストな状態になるのに時間が掛かるCDPは初めてだ。しばらくは音がこじんまりとして広がりが浅いのである。誰もそんな事言っていないのが不思議だ。個体差だろうか。
総じて、このトラポはセッカチな人には絶対むかないと思う。