シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

Supreme S C60 の変遷 その3

 Supreme S C60の予告無き改造で音質が変化した。前回、その理由とFALの試行錯誤をしている現状を書き込んだ。その後、どうやら方向性が定まったようだ。

 低音が妙に膨らんだ理由は、ボイスコイルの線材変更にあったらしい。いや、線材というより線径と巻き数だ。それがユニットのm0値に影響を与えたと推測。従来品とのf特性の違いを見せてもらった。どうやら、元のボイスコイルに戻して解決する模様だ。

 興味深いのは、振動版の補強桟を増やしたことで高域特性が改善したという情報も、しっかりデータとしてf特性の違いに現れていることだ。また、ダクトの穴を調整したときのデータも見せてもらった。通常の6穴から3穴にしたときは極端な低域の上昇が無くなり、良い特性になっている。2穴が一番フラットなのだが、聴感上は低音不足に聴こえるだろう。コルクで穴を半分塞ぐ対策は間違っていなかったのだ。オイラの耳もまんざらではないということか。( ̄ー+ ̄)ただメーカーとしては、商品展開上ダクトの変更は難しいらしく、ユーザーの好みと調整に委ねるといったところだ。