シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

積年の恨み 親しらず その2

 9時に口腔外科の予約を取り、午前中時間休を取って外来受付へ。待合室でしばらく待たされると、看護師がレントゲンを撮ってこいと言う。いわれた場所で口腔写真を撮り、もとの待合室へ。ところがそれから一向に呼ばれない。まあ、病院はそんな所だ。
 ところが11時になっても呼ばれないので、やばくなってきた。時間休で済まなくなってしまう。オイラは看護師を捕まえ、「何時になったら診察できるんじゃ!」と文句を言うと、バタバタ慌ただしくなり、あっと言う間に呼ばれる事に。しかも担当医師が予約の人ではない。まあいいや、早くしてくれれば。
 説明によると、歯の根っ子の所にばい菌が入って炎症を起こしているという。抗生剤で一時的に抑えても、体調不良になるとばい菌が活発になるらしい。抜くのはいいが、歯医者で麻酔が効かなかったことを言うと、抜歯のとき炎症が治まっているのを祈りましょうだと。神頼みかい。(ꐦ°д°)
 2週間後、抜歯の日となった。幸い、痛みは治まっている。治療台に座るとさっそく麻酔注射を打たれる。口腔外科と言っても、やることは歯医者と同じだ。そして、痺れが出たところで、抜きに掛かった。「痛て〜ぞ、おい!」麻酔を増やして再トライ。さっきよりはいいが、やはり痛い。もう面倒なので我慢する。するとほどなく取れた歯を見せてくれた。ちょっと虫歯になっているが、可愛いものだ。
「神経が近かったようだね。」と言って終わり。あっけないものだ。血止めのガーゼを噛んでしばらくいろと言う。金を払いに行くと、お決まりで名前を復唱してくださいと言われた。(しゃべれんのじゃ!)としゃべるハメに。
 抗生剤と痛み止めをもらって帰宅、麻酔が切れてもさほど辛くない。以前抜いたときと変わらないや。これでやっと、親知らずと完全に決別できた。やれやれである。