アンプ交換といっても、新しいアンプを買ったわけではない。メインシステムとサブシステムのパワーアンプを交換する、それだけのことである。しかし、これが大変感慨深いものだった。
メインシステムはマッキンのMC252でFALを、サブはフライングモールのDAD-M100PROでTADモニターを駆動中だ。もちろん、意味があってこのコンビが居座っているのだが、オーディオとは音に飽きる趣味である。金も掛からんし、プリアンプまでは共有しているので交換は容易だ。ダメ元でやってみよう。ヽ(・∀・)ノ
まずはフライングモールとFALのコンビはどうか。こりゃなんと!ゲインが低い。いつもの音圧を得るには、録音レベルを押さえたディスクだとボリュームが12時位になってしまう。それにしてもヌケが悪く、しみったれた音だ。そこで、スピーカーケーブルを交換する。アクロ6Nから初心に戻って電話線だ。アンプがスピーカーの直下にあるので、思い切って最短のバイワイヤーにしてみよう。ついでにアンプのインシュレーターもジュラルミンから真鍮に変えたれ。ん?色々変えたら何が影響したか分からなくなるって?どうせ誰かの参考にさせるつもりもないし、好きにやるべし。(o ̄∇ ̄o)♪
やった!スカっと抜けて実に清々しい音に大変身だ。しかし、素朴で厚みが足りずハイ上がりに聴こえる。これはFALを迎え入れた頃のバランスだ。懐かしい。ただ、管球アンプと比べればデジアンは面白みに欠けるのも事実で、それが目的で買ったフライングモールなので予想通りとも言えるか。
では、サブシステムはどうか。TADモニターにマッキンのハイパワーがぶち込まれた。こりゃマジで生き返ったかのように楽しい音楽が聴こえてきた。(≧∇≦)/
これまでプロ機同士の遊びの無い音から、有機的な肉が付いた演出が加味されたのがよく分かる。マッキンをよくリッチな音と評されるが、改めて頷くオイラ。しかも、こっちはゲインがアップしたのでガンガン鳴る鳴る。でもTADはビクともしないぜ〜
今回の入れ替えは、アンプはまさにオーディオのエンジンだな〜と痛感させてくれた。新鮮な感触を味わうべく、しばらくこのまま行ってみよう。
こんな感じにしてみた。