シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

予想外の恩恵

最近、J2に掛かりっきりでサブシステムのTADは結線すら外してお休み中。しかたがない、映画のレンタルをする暇もないのだ。
 しかし息抜きも必要。平日の夜は2時間も音楽を聴く時間はないので、違うシステムで耳休めにすべきである。それも試聴ディスクを掛けることは厳禁だ。というわけで、久々にTADとフライングモールを繋いで音を出してみる。
 深夜なので埃の被ったジャズボーカルCDを小音量で・・こりゃ良いじゃないか!��(゚ω゚ノ)ノ
近年は深夜の試聴、調整はしていない。昔は2階で寝ている家族が包丁を投げるほど深夜に大音量で聴いていた。これはムッス〜が幼い頃から我が家の夜はウルサイという慣れを作るためだった。(ヒデエ親である。)しかしさすがにリビングオーディオの目標と相容れない所作だと気がつき、今では休日の昼間が主戦場となっている。こたびは、そんな環境の違い(深夜は電源事情が有利)から来る理由だけではあるまい。もしそうならまた深夜の爆音オヤジに戻ってしまいそうだ。
 以前、サブのTADモニターとフライングモールを繋いだときは、まだ余裕が感じられなかった。それをマッキンMC252が力でねじ伏せてしまったわけだが、今回は違う。フライングモールはお尻にエレクトラリファレンスをぶっ刺さされ、総重量10㎏に及ぶ鉛のプレスで、実力を超えたパフォーマンスを身に着けている。さらに今はプリのアキュC-2400はゲインをアップしているのだ。
 小音量にも拘らず、高録音のジャズボーカルはノビノビと歌い、高低の伸びも申し分ない。何よりも、密閉型スピーカーの詰まり感がまったく消えて余裕シャクシャクの鳴りである。むしろ開放的で心地よいほどだ。今更ながら、TADモニターの実力には舌を巻く。小型スピーカーを使うオーディオファンに言いたい。何も考えず、このスピーカーを買え!安すぎるパフォーマンスだ。
 TADモニターの真価を観た気がする。これは誠に予想外の恩恵といえよう。