シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

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 1986年公開のディズニー配給SFファンタジー
 1986年頃といえば、SFブームで実に多くの映画が公開された。毒のないファンタジー作もいくつか作られ、その中の1本であるが、本作はディズニーが作ったとは思えないくらいB級である。
 その証拠に大した役者は一人もいないし、90分作品だ。深夜映画でやっていたので、録画してみた。当時、「ニューヨーク東八番街の奇跡」や「ショートサーキット」のような同類が公開されたけど、とても追いつかないレベルだ。
 内容も子供向けで、まったくヒネリもない。ウラシマ効果で歳を取らなかった主人公というナイスな設定を持ちながら、それを面白く生かしきれていない。もっと感動できる話が作れたはずだ。小型宇宙船もデザインは良いが、今となっては初期CGの限界を感じる荒い映像と言わざるを得ない。
 こんな作品を天下のディズニーが手がけたのが不思議だ。やはりSFブームに乗っかればいいやという安直な発想だろうか。