シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

マグニフィセント・セブン

 2016年公開のA級西部劇。

 時代劇の「七人の侍」を西部劇にリブートしたのが「荒野の7人」で、SFにリブートしたのが「宇宙の7人」である。本作はその荒野の7人をリスペクトを持ってリメイクした作品だ。その証拠に時代背景は元より、登場人物の特徴や個性までも引き継いでいる。ストーリーも、あえて当時のストレートな勧善懲悪をそのまま採用し、今風にヒネリを効かせるようなことはしない。したがって、とても懐かしい郷愁を覚えた。実際、西部劇そのものが今時作られない。オイラが子供の頃は、西部劇と第2次大戦モノが映画の定番だったものだ。

 注目の俳優は、主役のデンゼル・ワシントンに、クリス・プラッド、イーサン・ホークイ・ビョンホンなどなど。さすがに荒野の7人のときほどのスター俳優を集められないが、各々しっかり自分の持ち味を魅せてくれる。とてもオーソドックスなのでケチを付ける気はないが、ガトリング銃のくだりはツッコミがあろう。あの距離で町を破壊するのは苦笑モノだ。

 思えば「エクスペンタブルズ」もこのフォーマットに近い作品だ。あの面々で荒野の7人のリメイクを観て見たかった。


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