シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

台風一過

 台風27号は県内に上陸することなく、沿岸を東に通り過ぎていった。静岡県は暴風どころか強風圏内からも外れた状況で、これ幸いであった・・と言いたいところだが、雨が大変であった。
 台風の接近に伴い、秋雨前線が刺激されて降雨が激しいのは予想していた。東海地方で激しい雨が降る地域は大体決まっていて、紀伊半島東側、伊豆半島東側、あとは山間部である。今回、風も強くはならないし、油断していた。オイラの住む街がピンポイント的に集中豪雨に見舞われたのだ。
 この時オイラは非番であったが、となり町の会社で働いている長女が21:00頃に迎えに来て欲しいと言うので、車を走らせた。豪雨で道路がよく見えない・・実に恐ろしい。道路が冠水していても、よく見えないので知らずに突っ込んでしまう。水しぶきを上げるジェットコースターのようだ。車は急速に速度を失い、あわや止まってしまう寸前であった。水没で止まってしまったら、絶対にセルを回してはいけない。
 地元では床上浸水が数件発生、20人近くが救助ボートで避難した。ニュースでもよく流れたが、こんなことはオイラが仕事に付いてから無かったことだ。翌朝、職員が交代して台風一過となり、やれやれとなったが、被害の問い合わせが殺到してきた。一般人やマスコミから電話がやたらと掛かってくる。ところが、出動した隊はいないし、対策本部も解散して土日となれば市の職員も帰宅してしまっている。消防幹部も帰ってしまった。
 もう・・その後の問い合わせを予想して情報窓口の引き継ぎぐらいしておきそうなものだ。( *`ω´)