シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

デジカメ熱 冷める

 一ヶ月前、あれほど興味津々だったデジカメ熱は購入前に冷めてしまった。
 冷めたというより、覚めたと言ったほうがいいか。多くの店舗で触りまくって、久々にカメラ雑誌を読みふけり、今風にネットのレビューを興味深く見て・・結果、意気消沈である。しかし本番前に前戯でイッてしまったわけではない。また、経済的な理由で諦めたのとも異なり、ガッカリしてしまったのが理由だ。
 何にガッカリしたのか、まずコンデジというランクのカメラは性能的にドングリの背比べで、一眼レフを止めた人間が新たに写真を始める起爆剤ではないと分かった。オーディオを止めた御仁が、ふとミニコンポを見てまた始めるか・・とはならないのだ。
 さらに家電デフレの影響でアっというまに価格破壊となり、製品サイクルも半年から1年という寿命である。これはキッパリ、趣味の商品ではない。熱を上げてアレコレ考えるだけバカバカしい。今日、最大手家電量販店でその最たるものを見た。ニコンCOOLPIX P7100とCOOLPIX L610が同じ価格だったのだ。まあ、現品処分ということもあるが、1年弱の時代の差がマニアックな最高級機とオートだけのバカチョンカメラが同一評価されるようではカメラが哀れである。
 こうなると消費者の満足基準はいかにコストパフォーマンスよく手に入れるかが勝負だ。安いほど満足!熱くなってもしょうがない。