シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

McIntosh C34V

 懇意の店に中古でマッキンのC34Vが置かれている。ウッドケース付きでメーカーメンテナンス済みの極上品だ。キズや汚れもほとんど見受けられない。なぜこのコントロールアンプが目を引くかというと、現在のシステム事情がある。
 オイラのシステムはDACとアキュフェーズのプリアンプの間にFALの低域ブースターを中継している。これが無いと重低音が不足するから仕方ないのだが、あるとき外して聴いてみたらその鮮度の回復に唖然としたのだった。昨年の9月10日に導入経緯を書いてあるが、そのときは質の劣化を感じなかったのに・・そんなことから重低音のみをイコライズできるプリ(コントロール)アンプとしてマッキンの存在が気になってきたわけだ。パワーアンプにMC252を使っていることもある。
 で、極上中古のC34Vだ。電源を入れたときの美しさたるや、音が出なくても欲しいくらいである。以前はマッキンの古臭いデザインが嫌いであった。しかし今ではこのレトロな美質にゾッコンなのである。ただ、C40以前のコントロールアンプはマッキンの癖が強いと言われる。それに惚れ込んだ御仁ならいいが、オイラはスッキリした音が好み。ロックとジャズ用にC34Vを使うか・・それでは本来の目的と逸れてしまう。
 そんな独り言を脳が呟きながら、5バンドイコライザーをグリグリいじくって音の変化を確認する。さすがに500Hz、1.5kHz、10kHzを±12dBも変化させれば音色は一変してしまう。禁断のツマミだ。使うとすれば30Hz、150Hzとなろう。ぶつぶつ・・結局、石橋を叩いて渡るオイラはC42やC46が出てくるのを待つことになるかもしれない。

文字のイルミネーションはまだLEDになる前なので、その色調がホットで渋い。