シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

捨てる勇気

 4月から職場が異動し、慣れない日々を送っている。

 それでも、年期と持ち前のいい加減さで落ち着きを持ち始めている。しかし、以前の職場と大きく違って職員の年齢層が若い。さらに、仕事量が恐ろしく多いことに閉口した。職員と話が合わなくて仕事が多いというのは、大変なストレスだ。

 実は今回の新天地、14年前赴任したことがある。3年ほどいたのだが、こんなに仕事が膨大ではなかった。時代が変わったと言われればそれまでであるが、これは間抜けなリーダーによる人災だと思う。

 14年も経てば仕事も様変わりする。さらに、新たな仕事が続々と生まれもするわけで、永遠と増え続けてしまったという事だ。つまり、旧態依然とした仕事を捨てずに続けているのが大きな理由なのだ。

 今までずっとやってきた事を否定し、思い切ってやめるのはとても難しい。トップの人間として大変な勇気がいる。しかし、これをやらねば膨大な仕事量に溺れ死ぬしかない。これは、保守的な日本人にとって苦手な意識改革だ。

 家の中が古い物が捨てられずゴミ屋敷になっていく。わが家が典型である。また、昨今のコロナによる公衆衛生的危機も、国の対策が経済的損失を恐れて思い切った事ができず、海外から避難されている。今まで積み重ねた歴史を捨てる勇気が無いのだろう。

 オイラはもう年齢的にも退職が近い。しかも、10年近く前の大病から復帰したオマケの人生であり、ムッス~らも自立している。今なら思い切った捨てる勇気を持てると思う。