シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

身内の葬儀 その3

 2015年から毎年のように身内の不幸がやってくる。調子が良くて長期入院していた年寄りが、特別養護老人ホームへ移った矢先であった。どうやら径鼻胃瘻で補給された夕食が逆流して誤嚥性肺炎となったらしい。救急車で運ばれた後、様相を見て長くないな・・と思った翌朝の他界である。今回、近い身内なので葬儀の準備が実に慌ただしい。速攻で連絡を入れるのはもとより、職場に忌引き休暇対策をしなければならない。大迷惑を掛けるからだ。

 葬儀は金が掛かる。ヒッソリと家族葬にするほど掛かるもので、それはお布施や葬儀費用に差が無いのに香典があまり無いからだ。有名人が大々的に葬儀をするほど黒字になるわけである。まあ、そんなケチ臭いことをいう場ではないが事実だ。

 葬儀の喪主家族になると、イラつくことが多い。それはやはり金が絡む。まず、お供物は何故あんなに高いのだ?駕籠もりなんて、中身はほとんどカンズメであり、出来合いの再利用駕籠に盛ってあるだけである。花輪はもっとヒドイ。造花の花輪を出して名前を付けるだけではないか。仏式の場合、戒名のランクで価格が跳ね上がるのも頭にくる。そして、来るのか又は最後までいるのかハッキリしない親戚である。料理の数が合わないのはまだしも、三日の引き出物の数が合わないのは最悪だ。特に、故人の友人レベルが酔っ払って三日の法要や精進落としに参加しようとする輩だ。迷惑この上ない。