シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

盆終えて

 6月に母親が他界し、葬儀、7月に49日の法要、そして8月に初盆・・なんて慌ただしいことか。 初盆は職場にも公表せず、近隣の盆義理もお断りした。身内だけの質素なものでよいのだ。この初盆という風習もそろそろ考え直した方がいい。昔はこんな派手ではなかったはず。
 盆義理と称して廻り歩くのはまったく意味がない。故人との付き合いがあったのならいいが、地区の義理で知らない人のために猛暑の中を何件も渡るのは愚かだ。それも地域の取り決めで一件あたりの御仏前は端金で、お返しの方が高価なほどだ。そのお返しにはお茶が付き物となっている。これは本来、その場で出すべきお茶を時間が無いために持って帰ってもらう意味があり、茶葉ではだめなのだ。重たい缶入りの茶を何本も持って、年寄りが何件も渡り歩く様は拷問にしか見えない。この風習、うちの自治会では昨年から廃止した。当然である。
 そして盆飾りが不要に豪華だ。完全に葬儀屋関係の手に踊らされている。母の初盆は喪主が兄なので、実家にいくと駕籠もりが親戚から届いていた。葬儀でもないのに何故?大分県の変な風習が広まったせいだろう。とにかく人の死をネタにした商売が多くて困る。初盆で坊主を呼べば30万はくだらない。
 まったく罰当たりな事ばかり言っているが、喰いっぱぐれの無い商売はそれだけで有難がって居ればいい。人は必ず死ぬ。それをいいことに、豪華な風習にして儲けるのは納得できん。