シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

祭典の終わり

 秋祭りが終わった。総責任者だったオイラはもうヘロヘロ・・と想像したが、意外とそうでもない。
 たしかに腰は痛いし、変な筋肉痛と酒の飲みすぎで胃がもたれている。それでも例年ほどでもないのだ。これは若い衆がすべてやってくれているし、オイラが手を出す必要が無くなったことが理由だろう。
 支度に行かなくては・・と思ったら、隣町の接待や大老と飲む方が優先になる齢と立場だったのだ。
 今年の祭りは最悪のコンディションであった。前夜祭の金曜日から日曜日まですべて雨。片づけの月曜日も雨。気温は例年より7度ほども低い。それでも近隣の町との協議で屋台は出すことになった。最悪の祭りである。
 それがなんと、大成功だったのだ。
 祭りは怪我人と大きなトラブルさえなければ成功だ。雨降りはこれが起きやすい。それが神憑り的に無かった。さらに、催しを臨機応変に急遽変更して雨でも楽しめるように考えた。この判断に若手から婦人部、中老や大老まで理解を示して一丸となったことで、なんと土砂降りの雨天でも子供達は大挙して来てくれたのである。
 もちろん、反省もあるがこれ以上は望めまい。何もしていないオイラにとって勿体ないほどの祭典となった。