今年は最大の役を完遂しなければならない。お祭りの実行委員長である。
祭典委員長とも言うが、要は今年の祭りのドンだ。と言いながらも若手にほとんど任せているのだが。その、祭り支度の一部として、屋台の虫干しという作業がある。
簡単に言えば、屋台の日光浴で、殺菌も兼ねているのだろう。例年これを真夏にやるわけだ。ただ屋台を小屋から出して半日ほど日に当てるだけなのだが、いつからか待っている暇な時間を使ってバーベキューをやるようになった。これが実に辛いのである。
バーベキューは河原やキャンプで涼しい中でやるものだ。決して真夏の炎天下、公会堂の敷地でやるものではない。日陰は無いし、風通しも悪い。実はオイラ、3年ほど前にこの鉄板焼きをやって熱中症になりかけた。これに懲りて、今年はドンとなった権限で中止しようと決意したのである。ところが、若い衆がやりたいと言う。しかたないので小ぶりに実行することにした。
当日はラッキーにも曇り空で、心地よい風も吹いている。おかげでだれも熱中症にならずに無事終えることができた。しかし、回覧を回しても有志以外は誰も来ない。当然である。真夏の日曜日に好き好んで公会堂に来る必要もない。
早めに終えてヤレヤレと帰宅したら、どうも頭痛がする。炎天下でもなかったが、脱水ぎみなのか血糖値が下がったのか・・超眠い。薬を飲んでも治らず、この頭痛は翌朝まで引きずった。以前ならこれほどひどくなることは無かったのに・・年々体力は無くなっているのだなあ。
