シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

Silver Minimus その4

 Silver Minimusの実力は分かった。もはや外せない。金があれば複数欲しいくらいだ。
 アース線はオヤイデが現状のシステムには合う。FALの弱点は低域のパワーなので、ピッタリなのである。高域を美しく再生する純正品は、我が家では過剰になる手前なのだ。
 オヤイデ3398ERにしたところで、前回有意差が分からなかったLRパラレル接続の違いに再チャレンジしてみよう。Silver Minimusを持っていて、3398ERを2本にしようか決めかねている人にしか意味のない情報である。
 結果は興味深いものだった。女性ボーカル(ナツメロを含む)では、やはりよく分からない。最近はクラシックやジャズでほとんど試聴していない。耳慣れた日本語の歌謡曲がとても分かりやすいと知ったからだ。それも録音が悪いと思う古いディスクを好んで使う。それがこのテストでは通用しないのである。
 試しにクラシックの試聴用ディスクを使ってみる。こりゃ大きな違いだ!Σ(゚Д゚ υ) もしやと思い、ジャズのCDも掛けてみる。見事に違うのである。アース線1本のときは、音がストレートに前に出てくる印象で元気がいい。対して2本にするとグっと奥行が深くなって、クラシックのホールが大きくなったかのようだ。これだけ違えば、先入観も加わってボーカルディスクでも分かりそうなものだが、何故かハッキリ有意差が得られない。
 思い当たる事として、今回は日本オーディオのDACを経由せず、CDPとプリをモンスター改XLR接続で聴いていること。とても厚みのあるホットな音が出ているのが影響しているかもしれない。
それでも分かったことは、クラシック系の音場を広く深く再生したい人なら、2本にする価値はあるぞ。\_(・ω・`)