シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ディープインパクト 2016

 カナダで作られたメテオ系ディザスタームービーの最新作。
 もちろん、1998年のミミ・レダー監督によるA級品とは関係ない。あれは女性監督の視点を持った涙腺ウルウルの良品で、アルマゲドンより好きな作品だった。
 さて、誰もがボロクソに評価する本作を擁護すれば、本来金が掛かるディザスターテーマの映画を、徹底して低予算で作るには・・と考える学生への良い見本だ。
 本当にショボイ映像しか添えられないのに、それなりにパニック映画としてまとまりを魅せている。よくある主人公の不穏な家庭環境を紹介して、一大事の出来事を乗り越える中で絆と平和を取り戻す、まさにハッピーエンドの王道パターンをなどっている。旨いのは、そのホームドラマを主軸にしてしまうことで、C級作品でも隕石の衝突なんて作品ができる手本になっている。
 まあ、いくらアマノジャクでもこの作品を褒めるのはこれが限界だろう。深夜の映画劇場でやっていたのを録画したのだが、これはまさにそこに住むに相応しい匂いがある。決して金を出してレンタルするものではない。
したがって、ろくな俳優はいない。しかしSF好きのオイラは「スターゲイトSG1」の通な脇役、ゲイリージョーンズが当時とまったく同じような役で登場しているのを見逃さない。彼ほどPCの前で状況分析するシーンが似合う役者はおらん。o(^▽^)o

さすがにユーチューブでも予告動画すらない。