シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

プロ用ケーブル その3

 モンスターケーブルが買えないとなって、逆に新たなケーブルを試聴させてもらえることになった続きである。
 意外と早く借りることができた。それも密かに希望していたベルデンとモガミである。共に3メートルあり、さっそくTADとフラインブモールのサブシステム系で試してみた。
 まずはベルデン、一番期待している。なにせカナレやモガミより倍以上高価だし、プロケーブル社が絶賛する8412なのだ。ん・・8412だって・・?8423じゃないのか?せっかくXLR端子を付けるのに、2芯の8412を使ってシールドとアースを兼用するのは何故だ。3芯の8423を使えばいいじゃないか!マイク用でもないし、3mなら関係ないということか。┐(´〜`)┌
 さすがに文句のないバランスで、キッチリとしたメリハリがある。昔から持っていた太マジックで描いたようなイメージは無く、繊細な感じと音場感も十分だ。高価と言っても6000〜7000円だろうから、民生品と比べれば実に安い。これに決まりだ。まあ、一応モガミも借りてあるので試してみよう。カナレ同様、チープな外観は拭えず期待はしていない。
 オイラはモガミ電線の商品は初めて聴いたが、一聴してベルデンとまったく遜色なく、むしろ音像の輪郭がさらに明瞭で俄然注目する。懸念する低音も不足感なく、プロ用にしては前に張り出してこないで奥行き感が十分だ。フワリとした音場は望めないが、粗さが無いので聴きやすい。もしやと思い、比較試聴CDをアイドルにしてみた。これが大ハマリで、中森明菜が見事に立っている!ガンガン鳴らしてもスカっと抜けて煩くないし、密閉型モニターの詰まりも感じず吹き抜けてくる。こりゃいい!��(゚ω゚ノ)ノ
俄然、モガミが面白くなってしまったのだった。
〜追記〜
 後日、CDP〜プリ間に使ってみた。モンスターのときは好感触だったが、今回はそうでもない。ベルデンは昔の押しつけがましい出方に戻った印象で、モガミは明るすぎる。適材適所ということだ。

左がモガミで右がベルデン
写真では分かりにくいが、見た目はかなり違う。