シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ローカルアース その2

 ローカルアースについては、2014年3月24日に書き込んだ。そのときは当時メインアンプであったマッキンのMC252と、超薄型制振シートAタイプの間にアクロの6N線を使って実験をした。その結果は「よう分からん」というものだった。 後日談であるが、そのまま付けておいたら知らない間に銅箔テープが剥がれて取れており、気がつかなかったものである。
 さてアンプも敏感なJ2となり、合わせて制振シートも大きめのBシートに替わった。タオックの足は金属だが、滑り止めシールが熱溶融するのでフェルトを噛ませることにしたため、アンプとBシートは電気的に遊離している。これは以前実験したときより、大きな浮遊容量を持った金属板が足元にあることになる。
 つまり制振シートを導入したときはSN比の改善をみたが、本来の実力を出していないのかもしれない。実際、サンシャインでは制振シート専用のアース線を売っているのである。
 そこで、下の画像のような簡単な方法で実験をしてみた。これならアース接地の有無を即座に比較できる。効果があるなら見えない背面に接地すればいいのである。前回はいい加減なお試しであったが、今回は真剣に聴き比べてみよう。
 結構ハッキリ違いが表れた。アース接地すると、明らかに低域の表現が変わっている。量感、密度ともにアップしており、その違いは趣味人でなくても分かるレベルだ。また、全体が滑らかになったと言うとチープだが、シットリ落ち着いた感じである。ザラついた乾燥肌にスキンクリームを塗ったようなイメージか。こんなに変わるとは予想外だ。私的な経験では、RCAケーブルを変えるより遥かに変化が大きい。
 この結果なら、背面で接地しておこうと思う。今度は取れないようにせねば。