洗濯機が壊れた。マイコンの基盤が湿気とカビで駄目になるのは知っている。実際、５〜６年前に交換したのだ。しかし今回は水周りの異常を示すサインが出ている。思えば１１年使ってきたのだから、修理するべきではないだろう。壊れ時というやつだ。
３０年近く前、自宅を建てたときに家電品をいっそに取り揃えた。いかに日本製とはいえ、毎日使う家電品は寿命がやってくる。これが１０年位で限界を迎えるようだ。この前壊れたシャワートイレや掃除機は、お初であったのでなんと、２５年以上の使用に耐えた事になる。これは例外であろう。やれやれ・・また金が掛かることになりそうだ。
予測が立ってしまうのだ。次はおそらく、エアコンかＰＣである。そして冷蔵庫の順で覚悟しなくてはならない。ＴＶは趣味に関わっているので、壊れる前に買い換えているから対象外である。
その洗濯機をムッス〜と物色した。色々ある中、決定に要した時間はわずか１０分であった。同じ容量の同じメーカー品に迷わず決まった。１０年もすればアレコレ新しい機能が各社あるのだろうが、まったくどうでもよい。洗濯機は洗えて長く使えればそれでよいのだ。同じことが携帯電話にも言える。相手とコミュニケーションができて、丈夫であればよい。
興味の無い家電品だからではない。これは趣味のオーディオ製品にも通じることだ。あれこれ便利な機能なんていらないのである。何であろうと本来の機能が最大限に発揮されて、長く愛用できることが大事である。
