シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

沈黙シリーズ

 だれもが知っているセガール親父の沈黙シリーズ。別に意味は無く、漫画「沈黙の艦隊」あたりの影響だろう。日本人の考える品の無い邦題である。そもそもスティーヴン・セガールはかなりお喋りで、大阪人気質の持ち主だ。
 彼をはじめて知ったのは、そのデビュー作「刑事ニコ/法の死角」で、当時はひょろっと痩せたくせに顔は妙にイカツイな・・と、合気道をベースにしたアクションとの見た目ギャップが大きくてインパクト大であった。それからあっという間に知名度が上がり、名作「沈黙の戦艦」が大ヒットする。この作品で、「ダイ・ハード3」が船のアクションを取りやめたという逸話があるくらいだ。敵役にトミーリー・ジョーンズ、ゲーリーシニーズと豪華で大変面白かった記憶がある。その続編である「暴走特急」も面白かった。しかし彼の華はそれくらいしかない。まあ、「DENGEKI 電撃」はそこそこ観れたがセガールらしくない。
 彼はエクスペンダブルズのオファーを、嫌いなスタッフがいるという理由で断った。しかし、この頃にはすでにブタ腹親父に成り果てていたので、筋肉親父の仲間入りは遠慮したかったのではないか。ググってみると、2008年の「弾突 DANTOTSU」あたりですでにヤバイ。もはやマフィアのボスにしか見えなくなっている。
 彼はスタローンを品が無いとこき下ろしたが、醜くいデブになったまま警察アクションドラマのリーダーをやっている方が遥かに品が無いと思う。