シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

使役、すったもんだ記

 今日は本来休みの日なれど、地元開催の大きなイベントの使役のため、朝から晩まで駆り出された。
 いや、駆り出されたは正しくない。すでに半年前から会合をもって打ち合わせてきたのだ。このイベント、全てを掌握しているのは隣街の事務局であるのだが、ウチの公共ホールが無料で借用できる理由からオイラの街で実施される。そのため使役といえど、オイラ達はメインの扱いだ。そもそも、これが大きな間違いである。
 不幸はいきなりやってきた。午前の準備段階で、全ての総括を担うオイラの上司が急に帰ってしまった。Σ(゚д゚lll) 身内にアブナイ事態が起きたらしい。これはイカン・・お偉いヤカラがゾロゾロやってくるのに、オイラが相手をしなければならないではないか。顔も名前も知らないのにだ。冷や汗が止まらない。
 予定では、最も丁重に接待せねばならないイベントのメイン講師の案内が最初だ。この講師、接遇を教えるプロである。マヌケなファーストコンタクトはできない。
 予定時刻より早く、顔写真のオバンがやってきた。「お疲れ様です・・」先方もペコリ。さっそく担当者を呼び、講師控え室へ案内する。そこまではよかったが、どうにも話がかみ合わない。つまり別人だったのだ!ガ〜ン・・
 たまたまイベントの発表者が早めに来ただけで、講師と風体が似ていたため緊張マックスのオイラが勘違いしたというわけ。なんやねん!紛らわしい顔しおって〜(# ゚Д゚) 本物の講師を待つべく元に戻るが一向に来ない。イラついてくると、別の担当者が講師は裏口からすでに来ていると言うではないか。こんなコメディドラマみたいなことが本当にあるのか?
 その後、各街のトップが来る来る。しかし、顔が分からん。(T▽T) 各地区の仲間が助けてくれてなんとか案内完了。イベントが始まる直前にオイラは燃え尽きた。あ〜気持ちの悪い汗でワイシャツがベタベタである。
 実はこのイベント、オイラは猛練習して発表者となり壇上に上がったことがある。そんな経験よりも、裏方仕事がこんなに緊張するとは思わなかった。