長女の通勤のためにサード・カーを買ったことは紹介した。例のCDプレーヤーより安いミラ・ジーノである。その後どうなったかというと、実は今だに娘は自動車通勤していない。そのくせデザインの仕事は連日２１時過ぎまで掛かっている。毎日親が車で送迎している始末だ。
最初のうちは運転の練習ということで、隣町の本社までオイラが助手席で付き添っていた。夜や雨の運転練習のためだ。もういい加減慣れたようなので、一人で通勤してもらいたい。で、やっと自家用車通勤の申請が下りそうだという。やれやれだ。と、思っていたら驚くべき規則が会社にあって呆れてしまった。
それは自家用車通勤する場合、自動車保険に入らねばならないらしいのだ。もう一度言うが、これは自賠責保険や任意保険の対人保険ではない。自動車保険なのだ。自動車保険は自分の車に掛ける保険で、誤って電柱にぶつけたときでも凹んだ車を直す贅沢保険だ。オイラも新車を買ったときは入ったりする。通勤するのに、そんな保険に何故入っている必要があるのだ？
どうやら、過去に駐車場で事故があってモメたことがあり、自動車保険を付ける条件が生まれたらしい。それもオカシイ話だ。責任の所在と被雇用者が任意で入る保険の種類はなにも関係ないはずだ。ただ、次の保険更新からでいいという。
CDプレーヤーより安い車に、いくらの保険が掛けられるというのか。一年後の更新時まで使えるかも怪しいポンコツなのに、保険屋に自動車保険を付けてくれと言うのか。恥ずかしいじゃないか。(//∇//)
