一般的なリビング・オーディオを実践しているので、年中適温の視聴室とは異なり、春夏秋冬で部屋も衣替えとなる。よって、夏場と冬場では部屋の音響特性が変わってしまうのだ。しかし、プロではないんだからこれもまた楽しい変化なわけで、フローリングの夏場はライブになり、カーペットが敷かれる冬場ではデッドな特性に変貌する。
そんなわけで、ホットカーペットの時期になりだしたのをキッカケに今年はカーペットラグを替えてみた。
ホームセンターで3000円以下のバーゲン品である。材質はポリエステル100%という、安物の代名詞的な素材だ。しかし、今までと違い毛足が細かく肌触りの滑らかな仕上げになったのでなかなか心地よい。
で、思わぬ恩恵があった。それはオーディオの音が以前のボロカーペットの頃より良くなっているのだ。中高域がより素直になって、気になる明るさが収まっている。たぶん、無理して高価なラグにしていたら別な結果になっていただろう。
見た目と肌触りは結構高級感があるのだ。