昨日、行楽日和なので浜名湖のフラワーパークに出かけた。広大な敷地を目を瞑って周回できるほど足を運んだ行楽地である。でも春になると来たくなるのだ。ここは動物園と並園しており、近くには有名な遊園地まであるのでゴールデンウイークともなれば大変な人出である。案の定、大渋滞に巻きこまれたので地元の利を生かして裏道を選択する。ところがこちらも大渋滞。やっと着いたら無料駐車場は満車、隣の空き地で１０００円で上手い商売をしている。こんなときは１０００円がまったく惜しくない。即払って入場だ。苦労して入った割にはあまり花が咲いていない。桜やチューリップの季節が終わると、バラが咲く時期までわずかな間隙があって、今はツツジと藤ぐらいしか咲いていないのだ。いまさら藤を見ても意味が無い。ツツジは道路に咲き乱れているから面白くも無い。つまり、来た甲斐がないのだ。
施設サイドも分かっているので、イベントとして温室内で青いバラを展示公開中だ。青いバラはご存知の通り存在しないので、遺伝子的に改造している。この青いバラ、見事な紫色である。
ここで詐欺だと言うヤカラはいない。わざわざ大渋滞をしてまで花を見に来る連中はそのくらい知っているのだ。
しかし、断言するが、娘の通う農業高校のバラの方が青に近かった。
気持ちのいい天気だ。
これが青いバラという紫のバラだ。
