シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

シックスエレメントの追加

 シックスエレメントについては2021年頃に何度も書き込んでいる。あの頃はまったく認知度が低く、シックスエレメントで検索すると映画の「フィフスエレメント」の情報ばかりがヒットした。やっと知られるようになったが、画像検索ではいまだに同じ状況だ。ブログで使用報告しているのもオイラ以外見当たらない。

 まあ、こんな怪しい商品を試そうと思う人はそうそういない。最近大幅に値上げをしたのでさらに手が出にくくなった。そんなオカルト商品が中古で安かったので、また買ってしまった。R-575を1つ、R-639を3つである。これで、リングタイプが大小合わせて9個、シールタイプが10枚となった。オイラは良いと思ったアクセサリーは複数使うタチなので、もはやレゾナンスチップより増えている。

 もちろん、まだ使いたい場所があるからで、今回は主としてサブシステムに手を入れたい。もともと手薄だったが、最近X-03SEからサブのTADで聴くロックの切れ味に嵌っていて、このルートに徹底してエレメント注入だ。具体的には、X-03SEのBNC端子部分、アキュのXLR入力端子部分、そしてパワーアンプ(フライングモール)のSP出力端子部分だ。もちろん、一気に全部付けて試聴した。

 何だろう。音圧が大きくなった感じがするが、音色、バランス、切れ込み、SNなどは変わった印象は無い。要所と思えるところに全部付けてみた割には気のせいレベルだ。これはガッカリである。時間を置けば変化があるかもしれないけど、そのときにはもう分からないだろう。子供の成長は毎日見ていると分からないもので、たまに合う知人が「大きくなったねえ。」と言うものなのだ。そそくさと場所を変えてみよう。

 アンプのSP端子は出力なので効果が弱いのかもしれない。電源ケーブルのインレットにリングを嵌めてみた。変化無しである。う~ん・・試しにTADのSP端子に近い部分のSPケーブルをリングに通してみよう。お、これはいい!明らかにSNが改善されている。そして低音の輪郭が明瞭度を上げ、パワフルだ。TADモニターのSP端子間にはすでにシールタイプが貼ってあり、まさか同じような場所で効果が出るとは思わなかったのだ。つまり、このスピーカーのSP端子はかなりの弱点だったということか。中古で格安だったとはいえ、無駄にならず効果を発揮してくれてよかった。

 スピーカーやケーブルを変えたり、セッティングを変えるだけが使いこなしではない。それだけでは改善できない要素がこの世界にはあるのだと確信している。