シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

謎の黒いCD

 変わったCDを中古で入手した。中国語なのでまったく読めないが、漢字の雰囲気から女性ボーカルで音が良さそうだ。2枚組で400円である。

 開けてみるとまず目を引くのが、CDが真っ黒な事。レーベルだけではなく、読み取り面も黒いのでこれは新手のアクセサリーかと思った。試しにショップの試聴器に入れてみると、しっかり読み込んで女声が流れてくる。帰ってネット検索すると、同様に黒いCDに驚いて書き込んだブログを見つけた。どうやら数は少ないが昔からあるらしい。しかもCDRまで売られていた。知らなかったなあ・・

 調べていくと、信号の読取りに有利なので音が良いという噂もある。家で試聴すると確かに音が良い。しかしこれは黒いディスクとは関係ないだろう。中国や台湾のCDはいくつか持っているが、皆音がいいのだ。もし、黒いCDが音的に有利だとすれば、高音質を目指すレーベルが飛びつくはずだ。これが普及しないのは何か訳があるに違いない。読取り面を光に当てると、見事に擦りキズだらけだ。黒いと微小なキズもハッキリ見えてしまうもので、車の塗装も黒はキズが目立つ。また、多少製造コストも高いのかもしれない。

 擦り傷はカーケア商品の鏡面磨きコンパウンドで綺麗に仕上げた。このCD、中国語なので分からない事が多い。

 歌手は陳綺貞という台湾のシンガーソングライターという事が分かった。右下にHDマスタリング黒膠水晶とあるが、ググると中国製に黒膠CDというものが出てくる。これはXRCD2のアチラ盤みたいなものだろうか。