現状の洗面台は、家を建てたときに導入したものであるから30年以上経つ。これをいよいよリフォームする必要が出てきた。
30年も経てば水回りは傷むのが当然で、早い段階で洗髪シャワー水栓がダメになった。しかしそれ以外は結構丈夫なもので、そのままずっと使い続けている。それが先日、交換に踏み切る決定的な故障が発生。洗面器下の開き戸を開けると、棚板がベコベコになっている・・
まるで長時間水を入れておいた紙コップのような状態だ。どうやら水漏れを起こしているらしい。調べてみると、止水栓の付近がカビて湿っているので怪しい。初めは棚板だけDIYで作り直せばいいかと思ったが、劣化は周辺にも及んでいて直せる状況ではないのが分かった。それにしても、数カ月前に開けてみたときは問題は無かった。水による劣化が早いのには理由がある。こうした設備の木製部分は、パーティクルボードを使うのがほとんどだ。表面に張られた化粧合板は薄く、湿気はあっという間に中へ浸透していく。そして、パーティクルボードは挽肉のようにボロボロになってしまうのだ。
足元がこれでは危険である。庭の姫リンゴの木が根腐れして倒れたように、重い洗面台も二の舞となりそうだ。ということで、止む無くホームセンターをハシゴしてリフォームする決心がついた。
これで、気に入っていた PMC DB1 Goldの出物中古品は諦めるしかなくなった・・ガッカリである。 ~つづく~