シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ヤマト再び

 宇宙戦艦ヤマトが帰ってくる。年末上映の「星巡る方舟」だ。
 この情報自体は、TVシリーズの最終話の終了間際に予告されるという驚きの演出で注目を引いた。イスカンダルからの帰途にて、ガトランティスに遭遇するという最終話の前話という設定。波動砲を封印した上、最終話冒頭では戦闘の欠片の余韻すらないので、この新作に戦闘シーンを望んではいけないかもしれない。オイラはヤマト2199を手放しで絶賛しているが、この最新映画は見に行くつもりは無し。
 さて、海の向こうではフザけた話が持ち上がったようだ。ヤマトのハリウッド実写化である。
 監督はクリストファー・マッカリーで、予算もスタトレ並み。これはマジA級でやる気のようだ。題名はヤマトではないらしい。すでに失望してしまった。なぜなら、宇宙戦艦ヤマトの魅力とは孤軍奮闘する戦艦ヤマトを宇宙で復活させる日本人の夢だからで、2199ではさらに大量破壊兵器の悪という、さらなる日本の主張を加味して魅力を増した存在なのだ。だからキャストが皆日本人で良いのだった。
 それをハリウッドでどう表現するつもりか。そんな骨子はまったくもって無くなり、単なるSF冒険活劇になってしまうのではないだろうか。ハリウッドで日本を表現するはずがないのだ。キムタク版のヤマトは駄作であったが、臭い自己犠牲の日本人を美化表現していた。本題に沿っていただけヤマトに違いはない。「スターブレイザーズ」とやらはまったく別モノの超駄作になるかもね。(* ´>艸<)