オヤジギャグの表題で失礼・・最近、周辺ではすき屋が増えてきた気がする。少し車を走らせればコンビニのような感覚ですき屋の看板を眼にするようになった。それは言いすぎだが、今では吉野家を抜いてナンバー１の飯屋だ。
８２年創業なのでさほど歴史は古くない。記憶をたどっても、学生時代に東京に４年住んでいたが、吉野家と松屋はあれどすき屋は無かった。実はすき屋の社長は吉野家の社員だったらしい。これは松下電器とサンヨーの関係と似てるのかな・・
しかし今のすき屋、何がこの人気を呼んでいるのか？
味は吉野家と比べて牛丼のタレが甘い。悪くない甘さだ。肉の量は同等。価格は吉野家が限定で牛丼の並を１１０円引きの２７０円と勝負に出たところ、なんと２５０円にして対抗しはじめた。やるではないか。
メニューの豊富さでも吉野家を圧倒している。店内の雰囲気も違う。すき屋の方がカウンター席が少なく、テーブル席が多い。そして、ファミレスのような店員呼び出しボタンが置いてある。これはどんぶり屋に入りにくい女子やファミリー層に入りやすい配慮をしていると見ていいだろう。ドライブスルーも実施中だ。総じて、歴史にオンブしている吉野家に対して新参者はアイディアが豊富で歓迎されるのは当然と言えるだろう。
